腕立て伏せでほんとに胸は大きくなるの?効果的な方法について
胸を大きくする方法には、いろいろなものがありますね。
中には実際に効果があるかどうか、よく分からないものも多いです。
さて、バストアップの方法の1つとして
「腕立て伏せ」
というものがあります。
これは本当なのでしょうか?
そこで、腕立て伏せとバストアップの関係についてです。
バストを支える筋肉の話
そもそもバストは何でできているかというと、そのほとんどが脂肪です。
ただ、そのバストを支えている土台となるための筋肉があります。
まずは「大胸筋」です。
大胸筋は、ちょうど両胸の下のところにあり、かなり大きな筋肉です。
主に、腕を前に動かす時などに使われます。
バストはこの大胸筋が土台になっています。
この大胸筋という筋肉ですが、普段の生活ではあまり使われません。
そのため、腕立て伏せなどで意識して鍛える必要があります。
そして、大胸筋が衰えるとバストが垂れてしまいます。
もう1つの筋肉としては「小胸筋」があります。
小胸筋は、肩から鎖骨に向かってある筋肉です。
この筋肉をほぐして柔らかくしておかないと、脇側の胸とデコルテラインが崩れてしまいます。
小胸筋を柔らかくすると、周りのリンパの流れが良くなるので、バストアップがしやすくなります。
腕立て伏せではバストアップできない?
実は、腕立て伏せではバストアップはできません。
え!まじで!と思いたくなりますが、
腕立て伏せは筋肉をつけるためのトレーニングだから、というのが理由です。
バストアップするには、胸に脂肪をつける必要があります。
だから筋肉を鍛えてもバストアップしないということですね。
では、腕立て伏せは全く意味がないのか、というと、そんなことはありません。
腕立て伏せで大胸筋を鍛えると、胸を支える土台となってくれます。
その結果として、バージスライン(下のバストのラインのこと)を広げて魅力的な胸にすることができます。
また、大胸筋がしっかりしていないと、垂れたバストになってしまいます。
他にも、筋肉を鍛えることでバストアップに必要な乳腺の発達にも影響がでます。
血行もよくなるため、胸に必要な栄養を取り入れやすくなります。
少し裏ワザっぽいですが、腕立て伏せで大胸筋を鍛えてから、わざとやめることで鍛えた大胸筋を脂肪にしてバストアップする、という方法もあるようです。
いずれにしても、大胸筋を鍛えておくと、バストが垂れることを防ぐことができます
せっかくバストアップできても、垂れてしまっては意味がないですよね。
もし胸が垂れてきて困っているのなら、腕立て伏せで大胸筋を鍛えるといいでしょう。
効率いい腕立て伏せの方法
腕立て伏せの方法ですが、どうせやるなら効果が出る方法で行いましょう。
腕立て伏せは、大胸筋を鍛えるためにするので、胸や大胸筋に負荷をかける必要があります。
負荷をかけてから超回復させることで鍛えていきます。
腕立て伏せは、早くやるよりもゆっくりやったほうが効果が出ます。
ゆっくり腕立て伏せをするのはかなりきついのですが、それは効果が出ているという証拠です。
腕立て伏せをするのが難しいのであれば、床にヒザをつけてもいいです。
また、毎日するのではなく、時々休む日もつくりましょう。
筋肉は休んだ日につく性質があります。
腕立て伏せのやりすぎはNG?
腕立て伏せは、胸にある大胸筋を鍛えます。
筋肉を鍛えると、その周りの脂肪がエネルギーとして消費されてやせるという効果もあります。
つまり、あまり筋肉を鍛えすぎると、周囲の脂肪がなくなってしまいます。
大胸筋を鍛えすぎると脂肪が減る、つまりバストが小さくなってしまいます。
バストアップするための腕立て伏せなのに、胸が小さくなってしまっては意味がないですよね。
腕立て伏せは、形のいいバストを維持するための補助という意味合いで行うといいでしょう。